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更新日:2023年3月6日

「手話フォン」は令和5年3月31日で終了します

平成30年2月に「手話フォン」があかし市民広場に自治体として初めて設置されました。その後、令和3年7月1日から公共インフラとしての電話リレーサービスが開始し、この度、令和5年3月31日をもちまして、「手話フォン」の利用が終了することになりました。今まで約5年間、市内外のみなさんに「手話フォン」の存在を知っていただき、ご利用いただきまして、ありがとうございました。

【自治体初】手話対応型公衆電話ボックス「手話フォン」を設置しました

(タイトル画像)明石市に自治体初の手話フォンが設置

 

明石市では、日本財団が提供している聴覚障害者向け電話リレーサービスを利用した、手話対応型公衆電話ボックス「手話フォン」を国内の自治体として初めて設置しました。 syuwaphone_user

手話フォンで出来ること

手話対応型公衆電話ボックス「手話フォン」は、手話で利用できる公衆電話です

手話フォンでは、日本財団が実施している「電話リレーサービス」を事前登録なしで使うことができます。観光案内所でも利用できる「遠隔手話通訳」では、手話通訳者とコミュニケーションの相手が同じ場所で行いますが、電話リレーサービスでは、手話通訳者とコミュニケーションの相手が離れた場所にいるのが特徴です。
手話フォンと遠隔手話通訳の違いを表すイメージ図

聴覚障害者の意思伝達にはメールやファックスが多く使われていました。

聴覚障害者が遠隔地の人と連絡をとるためには、これまではファックスや電子メールで要件を伝えたり、手話通訳者に電話通訳を頼んだりしていました。

手話フォンでは、手話通訳者の依頼など事前の準備がなくても電話することができます

手話フォンボックスの中のパネルにタッチすると手話で対応するオペレーターに繋がります。

共生社会の実現に向けて

手話フォンを利用すれば、周囲の人に頼まなくても通話できます。精神的負担などの軽減により、聴覚障害者の生活がより便利になります。

手話フォンの利用手順

  1. ボックスに入り連絡先の電話番号を押してから、通話ボタンを押します。
    利用料は無料なのでお金の投入は必要ありません。
  2. テレビ電話でオペレーター(手話通訳者)と繋がります
  3. オペレーターに連絡先の名前と場所を伝えてください
  4. オペレーターが連絡先に電話を掛け、繋がると同時通訳を行います。

設置場所・利用時間など

 

  • 設置場所・・・あかし市民広場(明石駅前再開発ビル(パピオスあかし)2階)
  • 利用時間・・・午前8時~午後9時(年中無休)
  • 料金・・・無料
  • 対象者・・・手話でコミュニケーションする聴覚障害者
手話フォン外観

明石市からのお願い

手話でコミュニケーションをとる皆さんへ

手話フォンをぜひご利用ください!通常、電話リレーサービスは事前登録が必要ですが、手話フォンは、どなたでも気軽に電話リレーサービスを体験していただけます。

例えばこんなとき・・・

  • レストランや美容院、ホテルの予約をしたいとき。
  • 書店などに在庫があるか確認したいとき。
  • 待ち合わせの時間を変更したいとき。

耳が聞こえる人であれば、「ちょっと電話で聞いてみよう。」「電話で伝えた方が早い。」ということがいろいろとあります。ぜひ手話フォンを利用して、電話の便利さを体験してみてください。
そして、手話フォンを使ってみた感想やご意見なども、手話フォンを使って下記お問い合わせまでお知らせください。

耳が聞こえる皆さんへ

明石駅前のあかし市民広場に手話フォンがあること、そして電話リレーサービスのことを知っていただくことで、耳が聞こえる人も聞こえない人も安心して電話を使えるようになります。
ぜひ、ご協力をお願いします。

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お問い合わせ

明石市福祉局障害福祉課

兵庫県明石市中崎1丁目5-1

電話番号:078-918-5142

ファックス:078-918-5048

eメールshoufuku@city.akashi.lg.jp