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更新日:2023年10月13日

明石の遺跡

4. 藤江出ノ上遺跡

 

所在地

明石市藤江字出ノ上
時代 縄文時代
 概要  

昭和34(1959)年に春成秀爾氏によって確認された遺跡で、藤江川の西側の小高い丘の上にある青龍神社の境内に位置します。

ここからは、縄文時代の土器や石鏃、楔形(くさびがた)石器、磨石(すりいし)などが発見されています。

出土した縄文土器は、縄文時代中期から後期にかけての船元式、里木2.式、元住吉山1.式があります。

低地に生活の拠点を置いた藤江川添遺跡と合わせ、縄文時代の明石は藤江川流域が主要な舞台となり狩猟・採集生活が営まれていたことがわかってきました。

参考文献

「明石市資料(考古篇)」第4集(明石市教育委員会 1985)

藤江出ノ上遺跡

出ノ上遺跡

お問い合わせ

市民生活局文化・スポーツ室文化振興担当歴史文化財係
兵庫県明石市上ノ丸2丁目13-1(明石市立文化博物館1階)
電話番号:078-918-5629
ファックス:078-918-5633