エプロンシアター ぐりちゃんたいへんだ! 「にげろ!あにまるず」の地震発生から避難行動までを人形劇にしてまとめたものです。 ストーリーの展開次第で幼稚園児から小学校高学年まで幅広く対応できます。 ナレーション・ぐりちゃんとおかあさん役・補助の3名で実施します。 ●3時のおやつを食べているとき、急に床の下から変な音がしました。 ズズズズズズズズズズズ~~~~~~~~ン‼ (地鳴りの音→CDで流す) ぐりちゃん「ん?なんだ?地震だ~!」 ぐりちゃんたいへんだ!(3人声をそろえて) ●今日はお母さんがお買い物に出かけていて、一人でお留守番のぐりちゃん。 一人で大丈夫かな? おかあさん「ぐりちゃん今からお母さんお買い物に行くね。一人でお留守番できるかな?」 ぐりちゃん「うん、僕できるよ。じゃあ、お母さん行ってらっしゃ~い」 おかあさん「じゃあね」 ぐりちゃん「地震止まったかな?止まったかな?大丈夫かな?」 ●お家の中は箪笥が倒れたり、台所のものが散らかっていたりと大変なことになっています。 ぐりちゃんはこういう時すぐに近くの小学校に行くようにお母さんと約束していました。 ぐりちゃん「あ、そうだ!地震が起きた時は小学校に行く約束していた。学校へ行こう!」 ●ここでクイズです!みんな答えてね。 地震が起きた時どうするかな? みんなどうしますか? どこにかくれるかな? ●家の中で地震が起きたら、机や椅子の下で頭を守ります。 ぐりちゃん: <机を取り出す→ぐりちゃん下にもぐる> ●<必要なものを答えてもらい、なぜ必要かを説明する。> これで「ぼうさいバッグ」の完成です。 ●次のクイズです。みんな答えてね。 ぐりちゃんは何を持って行けばいいかな? この「ぼうさいバッグ」に必要なものを入れます。 何が要るかみんな答えてください。 ●用意ができたらこの「ぼうさいバッグ」を持って、ヘルメットを頭にかぶります。 ●ぐりちゃんは小学校へ着きました。 ぐりちゃん「あ!お母さん!」 おかあさん「あ!ぐりちゃん!」 ぐりちゃん「僕、一人でお留守番も避難もできたよ!」 おかあさん「ぐりちゃん、ほんとうにえらいね~~!」 ●こうして、ぐりちゃんは無事避難できました。」 おしまい!(3人声をそろえて) 屋内, 立つ, 人, 女性 が含まれている画像 自動的に生成された説明 椅子に座っている人たち 中程度の精度で自動的に生成された説明 屋内, 部屋, 男, 暮らし が含まれている画像 自動的に生成された説明 キッチンで作業をしている人たち 低い精度で自動的に生成された説明 キッチンで作業をしている人たち 低い精度で自動的に生成された説明 スーツを着た男性たち 中程度の精度で自動的に生成された説明 壁に掛けられた看板 中程度の精度で自動的に生成された説明 新聞記事の一部 中程度の精度で自動的に生成された説明 テキスト, 新聞 が含まれている画像 自動的に生成された説明 4月 地域の厚生館でのプレゼン 3年生の代表がチームの紹介と オリジナルゲームのプレゼン。 男, テーブル, 座る, 部屋 が含まれている画像 自動的に生成された説明 兵庫県立明石南高等学校 めいなん防災ジュニアリーダー MRDP チーム紹介 ●2013 年兵庫県教 育委員会教育企画課の「中・高生防災リーダー育成事業」によってSTART! ●生徒会活動や部活動ではなく、学科や科目の一環でもなく、有志生徒による自主的な活動。 ●活動のコンセプトは「土手の花見」― いつでも、どこでも、だれでも ― ●活動テーマは「絆~地域で繋がる防災~」 ●チーム名「MRDP」は「MeinanRegionalDisasterPrevention」の略(めいなん地域防災チーム) ●2021年度の状況:メンバー21名(うち18名は部活動に所属して活動している。) チーム最強のオリジナルアイテム ●防災ボードゲーム「にげろ!あにまるず」 「かいけつ!あにまるず」 動物一家が地震から避難する 避難所生活をする動物一家が避難生活の問題と向き合う 「にげろ!あにまるず」 「かいけつ!あにまるず」 自助の体験 共助の体験 これ以外にもエプロンシアター「ぐりちゃんたいへんだ!」、今年度外部との連携により誕生した「 MRDP版HUG(避難所運営ゲーム)、防災替え歌「大きな地震」、小学生対象の防災教材もあります。 9月 地域の幼稚園・小学校を訪問 2年生の代表がチームの紹介とオリジナルゲーム等のプレゼン。 人, 屋内, テーブル, 窓 が含まれている画像 自動的に生成された説明 地域との繋がり 3月~(2か月毎) 大久保の高齢者施設「清華苑」との連携 高齢者に向けた防災の実施について。 テーブルを囲んでいる人達自動的に生成された説明 めいなん防災ジュニアリーダー MRDPの活動は「土手の花見」を実践しています! 2021年の活動 2021年の目標 ●地域との繋がりをしっかりとしたものにする! ●新しい取組み ⑴ 先輩方が残してくださったオリジナルゲームを活用した防災講習会を実施する。 「にげろ!あにまるず」「かいけつ!あにまるず」 ⑵ 幼稚園での「ぼうさいきょうしつ」で昨年完成したエプロンシアター「ぐりちゃんたいへんだ!」を実施する。 ⑶ 新しい防災グッズ(ゲーム・教材)を企画し作成する。 ①高齢者向けのゲーム ②MRDP版「HUG」 ③小学生向けの防災教材 ⑷ 他校との連携 明石市内・東播磨地域の高校との連携により活動を広げる。 ⑸ オンラインを活用して活動全体の幅を広げていく。 ⑹ 東日本大震災復興支援ボランティア 2年間実施できなかった宮城県南三陸町訪問を実施する。 人, ポーズ, 写真, グループ が含まれている画像 自動的に生成された説明 2021年のスタートメンバー 2021年前期の活動 4月MRDP活動説明会 6月HUG(避難所運営ゲーム)講習会 6月「わんぱく塾」での「にげろ!あにまるず」 7月 「清華苑」との連携 7月 防災ACTIVITYのプレゼン 7月 地域での「あにまるず」講習会 7月 防災ジュニアリーダー学習会 8月 災害メモリアルアクションKOBE 9月 関西学生防災サミット 8月6日神戸新聞朝刊 新聞記事の一部 2021.8.5 トルコ共和国のアランヤ・ライフデザインスクールと交流 1月16日 日曜日朝8:30放送の「ひょうご発信!」で紹介されました。 2016年から鳥羽幼稚園で実施していた「ぼうさいきょうしつ」昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止。今年は何とか実施したいので ビデオ録画したものを幼稚園に届けました。 昨年度から懸案の他校との連携が実現。 東播磨地域3市(高砂市・加古川市・明石市)を繋ぐ高校生による防災の取組みが進んで行 くことになります!また、防災ジュニアリーダー活動5年目になる西宮今津高校との連携によって東西を結ぶことができました。 2020年の取組み 7月1年生学習会 イベントで使うゲームを先輩が教えます。 10月エプロンシアター制作 「ぐりちゃんたいへんだ!」 4月MRDP活動説明会 先輩からチームの紹介などをします。 11月防災ジュニアリーダー活動報告会 チームの活動状況の報告。 12月ぼうさい甲子園の取材 防災コラボレーター諏訪清二氏。 防災教育ホームルーム 各年次ともメンバーがプレゼンします。 写真は12月の2年次。 災害メモリアルアクション KOBE のメンバーになる! 9月キックオフミーティング 11月活動中間報告会 1月災害メモリアルアクションKOBE2021 チームと活動の紹介です。 年度の活動状況を報告します。 初めての参加で舞子高校とのパネルディスカッションを行いました。 2020年は新型コロナウイルス感染拡大のために対外的な活動はほとんど中止になりました。チームのコン セプトである地域での活動は全くできませんでした。その中で「今やれることを!」と地道に活動を続けたこ とが評価されて令和2年度ぼうさい甲子園で「しなやかWithコロナ賞」を初受賞しました。 1月17日の神戸新聞朝刊明石版の阪神・淡路大震災の 3月18日の神戸新聞朝刊でMRDPの東北訪問 特集記事でMRDPの活動とぼうさい甲子園受賞が紹介に関する記事を掲載していただきましたが、残念ながら2年 連続で訪問できていません。 「かいけつ!あにまるず」の3つのツボ ツボ1 「かいけつ!あにまるず」が「あにまるず」の締めくくりである。 ①個人的なパフォーマンスである「にげろ!あにまるず」の続きではない。 ②ファシリテーターは「かいけつ!あにまるず」に入る前に共助についてコメントする。 ※阪神・淡路大震災や東日本大震災レベルの大きな災害が発生した直後の避難所では行政の支援(公助) が期待できない。数日から数週間は避難者(被災者)どうしが支え合うことが大切である。 これを共助という。「かいけつ!あにまるず」は共助を考えるためゲームである。 ツボ2 サイコロを振ってコマを進めるのは3者それぞれでも、参加者みんなで問題を考える。 ①問題について、まずはその問題を出したチームが答える。 ②ファシリテーターは「他に何かいい考えはありませんか?」と他のチームに投げる。 ③ファシリテーターは出た意見については「それも答えのひとつです」などと受け入れる。 ※避難所で起こる問題は、同じ問題であっても状況によって対応は変わる。たとえば高齢者が 多い場合と小さい子どもが多い場合、夏と冬、災害発生が晴れの場合と雨の場合など。 コロナウイルスなどの感染症拡大中もそれまでとは違う対応を迫られる。 ツボ3 「にげろ!あにまるず」で持ち出した避難グッズは他チームに譲ることができる。 ①避難グッズで解決する番号で止まった場合はそれを使って次に進める。 ②避難グッズを使わずに持っている場合、他のチームが持っていなければ譲ることができる。 譲ったチームはひとつコマを進めることができる。 ③2チームが同時にグッズを譲ろうとした場合はジャンケンで負けた方が譲る。 ※自分の力で自分を守る自助がメインテーマの「にげろ!あにまるず」に対して「かいけつ! あにまるず」は被災者どうしの支え合いである共助がメインテーマなので強者が弱者を助ける ことになる。 オリジナル防災ゲーム イメージイラスト:めいなん防災ジュニアリーダー MRDP7期生 田中万莉菜 兵庫県立明石南高等学校 体験版にげろ!あにまるず 体験版の「にげろ!あにまるず」は2018年めいなん防災ジュニアリーダー MRDPによって考え出された地震発生への対応と避難行動を家族で楽しみながら体感できるゲームです。 【ゲームの流れと基本ルール】 1「寝室」で仰向けに寝た状態でSTART! 2「緊急地震速報」⇒地震音(頭を押さえてしゃがむ) 3 音が止んだら避難グッズ置き場で避難生活に必要な10品を選んでリュックに入れる。 全部2個ずつあるので注意。同じものふたつ取れません! ※ここまで1分以内。1分を超えたら家屋が倒壊するという設定。 4 障害物をクリアしながらGOALに向かう。 ※STARTから避難完了まで3分以内。3分を超えたら津波が来るという設定。 4~5人1組で熊・うさぎ・鳥(ヒヨコ)のチームに分かれ、上記のコースをクリアしていきます。 (うち1名は必ずアイマスクを付けて「視覚障害者」の役割)2チーム同時にできます。 寝ている時に地震発生!まずは頭を守ります。 揺れが収まったら急いで避難グッズ選びです。 1分以内に10品選ばないと家が倒壊する! みんなで力を合わせて避難。 ゲーム後は持ち出した避難グッズを点検。 あと2分で津波が襲ってくる!災害への備えの大切さを説明します。 ※このゲームで使う動物のキャップや避難グッズの細かなものは私たちの手作りです! ボードゲーム版にげろ!あにまるず ボードゲーム版の「にげろ!あにまるず」は2019年に完成した、体験版をすごろく形式で行うものです。体験 版と同じく「あにまる一家」が地震発生後に避難所に向かいます。 1進行役(ゲームを進める人)を決めます。  ※進行役が決められない時は6~9番で簡単にすごろくのようにもできます。 2次に3人か4人のチームで動物家族を作ります。  3人→足が不自由なおじいさん・おかあさん・わたし  4人→足が不自由なおじいさん・おかあさん・わたし・赤ちゃん  ※個人で対戦する時はどちらか決めてください。 33チーム(ひよこさん・うさぎさん・くまさん)で競争します。  ※1チーム・2チームでもOKです 4進行役がゲームの説明をしてSTART! 5進行役「地震が起きました」  全員地震が起きた時の動作(頭を押さえてかがむ)をします。  ※省略してもOKです。 6進行役の合図で10枚の避難グッズカードから5品選ぶ。  家族のことをみんなで考えて選んでください。(20秒以内) 7早く選んだ順にサイコロを振ります。 8先に5番に着いた家族から避難経路(海沿い・山道・ふもとの町)を選んでください。  他の家族と同じ道は選べません。 9☆印の付いた避難経路のトラブル(休み・戻る)に来てしまった家族は〇×クイズに正解したらそのまま続けられます。 10全員ゴールしたら先着した家族から持ち出した5品の理由を説明します。 11進行役が地震からの避難について「まとめ」をして終了。100部作成して地域の小学校や自治会の皆さんに配布して広めていく計画です。 めいなん防災ジュニアリーダーMeinenRegionalDisasterPrevention 1活動テーマ 「絆~地域で繋がる防災~」 2活動のコンセプト 「土手の花見」 防災はいつでも・だれでもおもしろくなければ伝わらない! 楽しくなければ続かない! だから…ゲームも手作りです。 かいけつ!あにまるず 「かいけつ!あにまるず」は2020年に完成した、避難所にたどり着いた「あにまる一家」が 避難所で起こるトラブルに向き合い、解決していくゲームです。 1まず進行役(ゲームを進める人)を決めます。 ※進行役がトラブルの説明や対応の説明をします。 23人か4人のチームで動物家族を作ります。 「にげろ!あにまるず」と同じように 3チーム(ひよこさん・うさぎさん・くまさん)で競争します。 ※人数が増えたら家族を増やしてください。このゲームはチームで行います。 ※2チームでもOKですが、1チームではできません。 3人→足が不自由なおじいさん おかあさん・わたし 4人→足が不自由なおじいさん おかあさん・わたし・赤ちゃん ※チームで役を決めてください。 3 進行役の合図で10枚の避難グッズカー(「にげろ!あにまるず」のもの)から 5品選ぶ。 家族のことをみんなで考えて選んでください。(30秒以内) 4避難グッズを選んだら「かいけつ!あにまるず」がスタートします。 【ゲームの進行】 サイコロを振って進み、マスの色で示された指示 に従ってください。 青色=何もない平和な1日なのでそのまま続けられます。 黄色=持ち出した避難グッズで解決できるトラブル。 ⇒持ち出した避難グッズで解決できればそのまま続けられます。 ⇒避難グッズがなければ1回休み。 ※1他チームから避難グッズをもらえたら休みなしで続けられます。 ※2他のチームで避難グッズを譲ってあげたチームはひとつ進むことができます。 ※3一度使った(他のチームにあげた)避難グッズは二度と使えません。 赤色=避難グッズでは解決できないトラブル。 ⇒「かいけつカード」を引く。 カードの番号のトラブルをチームで考えて答えてください。 ※特に決まった正解はありません。思いついたことが答えのひとつです。 スタート 18かいけつ!あにまるず 19101112131415161792085432237121 ゴール 226 制作:兵庫県立明石南高等学校 めいなん防災ジュニアリーダーMRDP30292827262425 おなかがすいたなあ! のどがかわいちゃった! 服がよごれちゃった! 床がつめたくて寒いよ!たいくつでつまらない! かぜをひいちゃった! 夜になったら暗くてこわい! 外はどうなってるのかな? 赤ちゃんがないてるよ! 帰ったらおうちなおせるのかな? 大きな災害が起こると避難所で の生活が終わっても、もとの生 活に戻るまで何日もかかります。 それまではみんなで協力しあう ことが大切です。 このゲームは「にげろ!あにまるず」の続きで行うことができます。 避難所の問題だけを取り上げて行うこともできます。つまり、段階的に実施可能なゲームです。 <20のトラブル> 1 猫を連れてきた人がいる!猫が嫌いな人もいるし、アレルギーの人もいる。 2非常食を持ってきていない人がいる!分けてあげたいけどウチもそんなにたくさんない。 3インフルエンザが流行っている!ずっと咳をしている人がいる。 4場所がせまくてたまらない!それなのに後から来る人もいる。 5近くの人の笑い声や子どもの声がうるさい!ただでさえ睡眠不足なのに…。 6お風呂に入りたい!体が汚れてるし、お風呂に入らないと疲れが取れない。 7周りの人が気になる!いつも誰かに見られているみたいで着替えもできない。 8子どもの様子が変!やりたいことができず、体を動かす場所もない。 9 一人暮らしのお年寄りがいる!なんだか不安そうで気の毒。 10余震が続いて怖い!体育館だからといって安全とは言えないよね。 11トイレが大変なことになっている!誰も掃除もしないので・・・。 12がれきの下敷きになって亡くなった人が運ばれてきた!身内の人もいないし、この辺の人ではないみたい。 13停電が続いているので困った!スマホの充電もいつまでもできないし、懐中電灯もそのうち電池切れ。 14障害を持った人が来たらどうするの?私たちと一緒にできるの? 15寝たきりのお年寄りが連れてこられたけどここにはベッドはない!どうすればいいかわからない。 16学校で使えるのは体育館だけ?いろいろと貸してほしいものがあるし、教室も使いたい。 17マスコミが取材に来た!そっとしておいてほしいのに体育館の中まで入ってきた。 18タバコを吸う人がいる!体育館の中まで煙が入ってきて不愉快。 19着替えたものを洗濯したい!洗濯場所と干す場所を決めてほしい。 20あっちこっちにゴミが置いてあって困る!まだしばらくはここにいなければならないのに。